2019/01/25
マスクと手洗い・うがいでインフルエンザを予防しましょう
全国的にインフルエンザが流行していて、警報が発令されています。横浜市でも、150件以上の学級閉鎖が報告されていて、病院や高齢者施設での集団発生の報告も増えてきているとのことです。そして、当院でもインフルエンザの患者さんが増えてきています。
そのため、インフルエンザがどのようなものか改めて確認し、予防を心がけるようにしましょう。
まず、インフルエンザとは、インフルエンザウイルスにかかることで、鼻水やくしゃみ、咳などの風邪症状や、高熱、頭痛、筋肉痛などを起こす感染症です。ウイスルに感染すると、ウイスルが体内で1~4日(平均2日)間潜伏し、症状が現れるようになります。そして1週間程度で上記のような症状が治まっていきます。
インフルエンザウイスルにどのように感染するかというと、インフルエンザを発症して5日以内の人の、咳の飛沫を吸い込むことで感染すると考えられています。お子さんの場合、インフルエンザを発症して10日以上経っても周囲に感染させる可能性があります。
飛沫感染なので、人混みに行くときにはマスクをして、ウイルスに感染した飛沫を吸い込まないようにすること、そして、手洗い・うがいで、ウイルスを洗い流すことが重要です。
当院を受診する方も、インフルエンザにかからないようにするため、そして他の方にインフルエンザをうつさないようにするため、ぜひマスクをつけてお越しください。
例年、インフルエンザが最も流行するのは、1月下旬から2月上旬です。今がまさにピークなので、マスクの着用や手洗い・うがいでしっかり予防するようにしましょう。